林のコラム
インターネットマーケティングとリスク管理 ~ 事業を継続させるために

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廃業しようか迷いながら行政書士をやってたころから、今まで、勝手きままに綴ったコラムです。


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思い込みと客観的視点(86号)

2009年07月15日

自分の仕事を自分の思い込みと主観だけで判断してみていると、
とんでもなく、もったいないことをしている場合があります。

わたし、すごい田舎の、車の板金のお店の集客を
お手伝いしているのですが、

最初に会ったときの店長のおことば・・

・この業界は、趣味のようにやれる人しかやっていけない。
・この仕事だけで生活は成り立たない
・競業が多すぎて、安くなければ売れない
・この場所じゃあ、ここの奥にある小さい団地の人しかお客にならない

(なんだか、数年前に行政書士になったばかりの頃に
  聞いたような言葉ばかりですね)

何の会話をしても、上の4点の思い込みから逃れられない人だったので、
コンサルすることはやめて、私が勝手に集客することにしました。

ここのお店とサービス、客観的に見てみると・・・

確かにどうしようもない田舎だし、店舗マエの道路の交通量は
少なく、人の行き来もほとんどありません。

でも、車でのアクセスが非常にヨイのです。
200万人都市の中心部から高速道路に乗れば15分で
お店に着いてしまうのです。

隣県からも湾岸道路や東名高速がまっすぐ伸びていて、
高速を降りたら2分でお店に着きます。

確かに競合は多いけれど、安くなければ売れないとも思えず、、、
仕事は丁寧で仕上がりがとてもキレイだったので、技術は確か。
適正価格でいけるし、顧客層を変えて、サービスの質を高くすれば
売上はかなり伸びそうなカンジでした。

なので、
HPをすべて作り変え、携帯サイトも作りました。
店長は、マニアが、ぜひお話したい!と思うような経歴だったのも
良かったと思います。

結果、
顧客層がずいぶんと変わり、店の前には外車が並ぶようになりました。
自然と売上も上がり、県外からのお客もちらほら来るようになりました。

もともと、人がイイのと、話好き。人当たりもよい店長だったので、
一度利用してくれたお客さんの口コミや紹介も増えました。

一番良かったことは、顧客層が変わったことによって

「他よりも安くお客に良いサービスを提供する」

という、【店長本人の希望を満たしながら】、
顧客単価を本人の【心的負担なく上げる】ことができたことです。


お客様の声を収集することによって、
自分で無意識にしていたことに、付加価値を見出し、
更なる自信もついたようです。

1~2ヶ月に1回、お店を見にいきますが、

「高速道路に乗ってお客がくるんだよ!」とか、
「このマエ、○○県からわざわざお客がきたんだよ!」
とか、毎回感激してくれるので、私としても、とてもうれしいです。


ただ、、、板金は、不況時に売上が上がる業界だと思うので、
集客効果はあるとしても、今は良すぎる結果が出ているだけだということを
よく認識してもらっとかないといけません。

でも、今のうちに、固定客をつかんで、
景気変動にも対応し続けていけれる、しっかりとしたお店になっていって
ほしいです。

思い込みを捨て、今ある条件を冷静に分析して経営していくって
大事なことです。

投稿者 hayashi : 15:33 | コメント (0) | トラックバック