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ビッグバンのように会社を大きくします!
2008年6月 8日
ちょっとだけ、行政書士会の話題を離れます。
神奈川県行政書士会については、引き続き取材中ですので、連載は続けます。
さて、ちょっと最近気になっている会社経営の話題を書きます。
爆発的に会社を大きくするために必要なものとは何でしょうか。
アイデア、発想力、自分の能力、人とは違う個性。
もしも、自分の努力の結果として、自分の力の誇示として会社を爆発的に大きくしたいなら、これしかないと思います。
こつこつと日銭仕事をこなす。
そんなことで会社が大きくなるわけがない!と、思うかもしれません。そう思われた方は、ちょっとこの話に付き合ってください。
そうでない方も、自分がベンチャー企業の鼻息荒い社長だと思って少しお付き合いください。
会社が爆発的に大きくなるというと、例えばすごいアイデアがあったり、すごい特許があったり、天才的なファイナンス能力があったりして、いきなり大もうけ、というイメージがあるかもしれません。
実際、ほんの数年前まで、私自身もそんな考えに捉われていました。
『新しいこと』『いままでに無いこと』『大きくなりそうなこと』に魅力を感じ、自分でも立ち上げてみたり、他人に誘われては参加してみたりしました。
時には、ベンチャーキャピタルの資本をあてにしたり、無理な借入をしてつぎ込んだり、大きくなること、大もうけすることを夢見てお金と労力を使ってきました。
が、ことごとく、それは見事にことごとく失敗して来ました。
そのときに思い浮かぶ恨み節は、全て環境のせいにしてしまうものです。つまり、初期投資できる資金が足りなかったからだ、とか、パートナーに恵まれていなかったからだ、とか、時宜にそぐわなかったからだ、とかです。
でも、この年(30代の真ん中)になり、会社の経営年度も8期目に突入し、ようやく『会社を大きくするためのビジネスにおける失敗』の原因がわかりました!
それもたった一つのことでした。それは、
緻密さが足りない。
本当に、これだけです。
一見、ひとつのアイデアで大成功しているように傍から見える事業者でも、その実、過程においては一つ一つの条件を積み重ね、テストし、穴を埋め成功に導いています。外からはその過程は見えないため、まるでビッグバンのように何も無いところから大きな形が出来上がったように見えます。
その過程は、聞いているだけでうんざりするほど回りくどく、泥臭く、めんどくさく、まねをする気すら起きなかったりします。ちょっと話は逸れますが、ビジネスについて、成功事例を指導するセミナーなどを開催した人の話を聞いてみると、高いお金を払ってセミナーに参加してくる人でも、説明した過程をちゃんとこなして同じように成功できる人間は、ごく少数だといいます。
大多数の人は、『高いお金を払って参加したのに、大きく成功する秘訣を教えてくれずに、ちまちまとしたことの説明しかなかった』という不満を持って帰るそうです。
でも、本当に大きくなる秘訣はその積み重ねにあるのであって、その積み重ね方を教えられるということは、試行錯誤に掛かる莫大な時間をセミナー費用というお金で買って節約できた、ということです。
それが、「自分の能力ひとつで大きくなれる」という夢を見てしまっている人には伝わらないのです。
さて、ではそんな泥臭くてめんどくさくてまねをする気も起きないことをせずに、大きくなる方法は無いものでしょうか。
あります。
思わせぶりな表現ですが、あるんです。それは、
こつこつと日銭仕事をこなす。
ことです。
なぜか。
日々こなしている日銭仕事には、お客さんからの要望、情報の収集、自分のスキルアップなど、「その時」に備えて積み重ねるべきものが宝石のように詰まっています。市場で求められているものは何か、その解決へのヒントは無いか、それに対応できる自分の技術や能力は何が必要か、など、5万円10万円というお金をもらいながら積み重ねることが出来るのです。
日々その仕事をこなしているということは、自分にとっても無理なく続けられる、さらには自分に向いている、ということも言えます。無理して他人の猿真似をすることなく、長い時間積み重ねることが出来ます。
そうして積み重なったものは、節操無く新事業に手を出すより、その土台と経験を活かせばはるかに緻密で大胆なビジネスモデルを描くことが出来るようになります。
自分のいる業界には、どうも閉塞感を抱きがちです。でも、そこにビジネスチャンスがあることも多く、また、全然違う業界でもよく眺めてみると、びっくりすぐらい、しっかりと自分の経験を活かす事が出来る場所があったりするものです。
なので、今はタスクインタラクティブももう一度初心に立ち返り、日銭仕事をこつこつとこなしています。
それぞれが何を積み重ねてきたかを考え、今の仕事に抜けている点は何かを考えながら、日々の仕事をこなしています。
数ヶ月そんなことを意識しながら仕事をしていると、なんとなく見えてきました。大きくなるきっかけのようなものが。
でも、まだその絵には緻密さが足りないため、今はこつこつと積み重ねている段階です。
投稿者 senshu : 2008年6月 8日 22:20
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