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敵の敵は気持ちいい

2009年6月10日

なんのことやらですが・・・
 
 
人間いろんな判断基準で行動したり発言したり自分の考えを持ったりするものですが、
その判断基準の中でも最も『的確な判断を誤らせる原因』がこれじゃないかと思います。
 
『敵の敵は味方』という範囲を超越しているというか・・・
 
 
 
自分が嫌いなもの、憎むものを、誰かが『嫌い』というと、なぜかそれを無条件に
『気持ちがいい』と感じてしまい、感化されてしまう。
例えば、政治、体制、宗教のようなイデオロギー的なことから、エコ、環境、動物愛護
のような『対非人間』的な運動や思想、また、タレント、ジャーナリスト、作家などの、
世間に主張をするような人に対して。
 
 
でもこれは、例えて言うなら、自分が『あいつが嫌いだ!』と言って人差し指を向けた
ところ、別の人が寄ってきて、『俺もあいつが嫌いだ!』と人差し指を同じ方向に
向ける。
そして自分はそのよってきた人の人差し指が自分のさした人差し指と同じ方向を
向いている部分だけを見て、
『同じ意見の人がいる。この人は同じ考えを持っている』とその人全体に迎合して
しまうようなものです。
 
 
ちょっと顔を上げてみると、その人の反対の手はあなたのポケットから財布を
盗もうとしているかもしれないし、もしかしたら首を絞めようと差し向けているかも
しれません。
 
同じ方向を向いた怒りの指先があまりに気持ちが良くて、ほかを見れなく
なってしまっているとしたら。。。
 
 
 
逆の味方をすれば、怒れる人に同調してその人を操るのは簡単だ、ということです。
『不満分子』という言葉は、革命や一揆や暴動の話の中によく出てきます。
 
不満を抱える人を操る方法論を知っている人は、簡単に彼らを自分の持ち駒に
してしまいます。
 
 
 
ただ、それは何も、暴力的な行為だけに使われる方法論ではありません。
 
意思や思想の操作、集団の行動の操作、世論の操作、消費傾向の操作、
勧誘などなど、いろいろなところで使われます。
 
むしろ、日常的なところで、この『自分の不満に同調してくれて気持ちがいい』
という厄介な感情を利用される危険にさらされている、ということです。
 
 
自分の嫌悪感を利用されているかも、と感じたときは、冷静な頭での
再検討が、判断の誤りを回避してくれます。
 
 
 
 

投稿者 senshu : 2009年6月10日 20:17



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