TI千秋の未来永劫適正価格で囲い込み
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具体性にこだわるいくつかの理由(5)

2009年6月24日

そろそろこの一連のエントリーもまとめようと思います。
 
今回は、『具体的な負け』を認める大切さについてです。
 
 
人間年をとってくると、どんどん自分の『負け』を認められなくなってきます。
人によっては、若いうちからこの『負けを認められない』ことが癖になっている人も
います。
 
と、ここまで読んで、違和感を感じた方もいらっしゃるかもしれません。
本来ならば『間違いを認める』と書くのが正しいかもしれません。
 
でも、頑なになってしまう人にとっては、なぜか『間違いを認める』ことが、
『負けを認める』ことになってしまい、本当に受け入れることができなくなって
しまうんですよね。
 
 
『具体的な間違いを認める』ということはどういうことでしょう。
 
自分の書いた文章に矛盾がある、自分の主張に根拠が無い、自分の作業内容が
仕様と違っていた、自分の方法より他人の方法の方がより優れていた。
 
これを受け入れて自分が間違っている部分、劣っている部分を精査し、改めて
正解を探し、修正することは、ひとつの『具体的な間違いの発見』と、
『具体的なより良い方法の獲得』をセットで手に入れることができます。
 
これを、『間違いを認めることは負けを認めること』として、撥ね付け続けていたら
どうでしょう。せっかくの『具体的な経験の積み重ね』を得る機会を失います。
 
 
具体的な間違いの指摘を受け入れることができずに、
『俺は昔からこうやって来たんだ』
『お前の言い方が気にいらねぇ』
『そのやり方はわかるけどこれでもいいだろう』
と受け入れなかったり、話をすり替えたり、どうにか自分は間違っていないと
主張したり。
 
それはくだらない自己防衛ですよね。
ほんとにその場限り、ちょっと自分の自尊心を守るものでしかありません。
 
他人から見れば、自分の間違いを指摘されたときに、おかしなことを強弁する
ひとよりも、その間違いを聞き入れ、他人に質問し、自分で調べ物をした後に
改めて見つけた回答をしてくる人のほうが、よほど知的で信頼が置けるように
映ります。
 
また実際、そういう積み重ねをしてきた人のほうが、知的で信頼が置けるのも
確かです。
 
 
間違いを認めることの具体性も、重要なひとつだと思います。
『この部分は自分が間違っていた』
『この部分はあなたの方が正しい』
『この部分は私のやり方は人より劣っている』
こうした間違い、ひょっとすると、他人に対する『負け』かも知れませんが、
それを受け入れることは、将来の自分にとってとても重要なことです。
 
その上、間違えた部分を認めて、それを修正した上で、改めてそれを取り込んだ
全体像を捉えて処理することを繰り返せば、つまらないその場の自己防衛を
繰り返す自分など、すぐに置き去りにできます。
 
 
次でまとめます。

 

投稿者 senshu : 2009年6月24日 19:57



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