TI千秋の未来永劫適正価格で囲い込み
前: 具体性にこだわるいくつかの理由(5) | TI千秋の未来永劫適正価格で囲い込み | 次: 具体性にこだわるいくつかの理由(7)
具体性にこだわるいくつかの理由(6)
2009年6月25日
具体性とは。具体性を意識するとは。
この一連のエントリーには二つのまとめをしたいと思います。
ひとつは、
・人間の強さと弱さ
という視点から。もうひとつは、
・『自分のやりたい仕事をする』ことを含めた自己実現について
まず、人間の強さと弱さについて。
誰でも、常に痛い思いをしたり、恥ずかしい思いをしたり、もどかしい思いをしたり、
日々そういう思いをさせられる可能性のある中で仕事をし、生活をしています。
間違いをすれば人に責められるし、かといって新しい知識を学ぶにもなかなか
そんな時間を日常にとることはできないし。
そうすると、どうしても現状に合わせて自分を修正したり成長させたりすることより、
自尊心を防衛するという安易な反応にはしりがちです。
それは、たとえ初めは高い意識を持っていた人も、明確な目標を持っていた人も
同様です。
自分の中の理想像はすでに完成してしまっていても、そこまではまだたどり着いて
いない。自分が思う以上に、周りは自分のことを評価してもくれない。
そのうち、自分の理想像すら漠然としたものに変化して行き、具体的なスキルも
具体的な実績も無いのに、自尊心と自己防衛の方法だけは身につけていく。
理想が高ければ高いほど、その自己実現の道が果てしなさ過ぎ、前が見えなくなり、
かえって陥りやすいかもしれません。
また、プライドが高ければ高いほど、人の指摘に素直に応じられず、自分にしか
通じない言い訳でその場をつくろい続けてしまうかもしれません。
あと、怠ける人。
もともとは怠け者じゃなかったかもしれませんが、理想への果てしなさに努力を
拒否するようになってしまった人。
私が、
『自分がどうなりたいかと同じぐらい、気が付けば自分が何であったかを
大切にするべき』
と考える理由のひとつがここにあります。
途方も無い、想像だけの理想像や果てしない夢にに押しつぶされて、
何もできないまま3年間を過ごすのも人生です。
目の前の具体的な課題を自分のやり方を意識して全力でクリアし続けて、
3年間ほど過ぎた後、気がつけば自分に何ができるか、自分が何であったかを
振り返って、次の課題を設定して生きるのも人生です。
私は、自分が本当に何をやりたいのか、自分が何をすべきなのかが明確に
わからなかったため、後者を選びました。
よほど強い人間でなければ、ひとつの夢だけを漠然と追い続けて生きることは
できません。
並みの人間であればこそ、一つ一つの課題を乗り越え続けた先にある、まだ見ぬ
将来を楽しみに生きることもよいのではないかと思っています。
その生き方であれば、強い人間である必要はありません。
ほんの少し、目の前の課題から逃げない、自分の間違いから逃げない、その場
その場でそれができるかどうかです。
人間の生き方、強さ、弱さなんて大それた話のようですが、日々の小さな葛藤が、
つまるところここにつながるのではないかと考えています。
次でもうひとつのまとめを書いて、本当に終わります。
投稿者 senshu : 2009年6月25日 18:06
このエントリーのトラックバックURL:
http://hayakei.jp/mt/mt-tb.cgi/389


