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規制緩和と雇用と所得
2009年9月12日
なんかちょっと政治っぽい話が続きますが、日本の大きな転換期なので
たまにはこんなのもいいかなと思います。
昨日は夕方に仕事を切り上げ、車で都内に向かい、秋葉原と新宿歌舞伎町を
徘徊し、深夜に六本木に移動しました。
別に夜遊びしたわけではないです^ ^
残念なのはどうしても食べたかった六本木のラーメン屋さんが閉店してしまっていたことでした・・・
それでとにかく大変だったのが、タクシーの多さです。
銀座などを含む繁華街では、とにかく路上に客待ちのタクシーがあふれています。
主要駅の付近では、交差点のかなり手前から左折レーンから左折した先の
左側の車線まで、完全にタクシーに占領されて交通整理が機能不全に陥っている
所も少なくありませんでした。
あれはタクシーの台数規制が撤廃されたため、会社単位での利益の最大化を
各社が追求したためにおこったことです。
もし、各ドライバー当りの売り上げ単価や所得の考慮をした上で経営効率の
最適化をしていれば、こうはならなかったでしょう。
例え従業員が飲まず食わずの所得しか得られなくなっても、会社としては薄く
多く利益を集めたほうが得だということです。
派遣社員の問題などにしても、やっぱり終身雇用から極端に自由な労働市場に
振りすぎたと思います。
自分で会社をやっている私が言うのは意外かもしれませんが、私は完全な
成果主義一辺倒には反対です。
(これまた意外かもしれませんが、林さんも同意見です。)
いろいろな人間がいるわけですから、私を含む経営者のように、仕事と生活が
一体になっていて、自分のリスクで自分の収入を確保するのが自然な人間も
いれば、ある程度守られて安定した雇用の中で、適度な仕事とそれに見合った
収入を得る生活が自然な人もいます。
守られた雇用の人は、場合によってはその人の能力以上の収入を得て、
相対的に過分な地位を得ることもあれば、国の福祉による利益の再配分で
必要な生活コストの補助を受けることもあるでしょう。
我々みたいなリスクをとる人間は、公的な機関から融資を受けたり補助金を
受けたり、経営に失敗して破産したり生活保護を受けたりするかも知れないです。
結局のところ、安定した雇用を望む人も、リスクを取ってリターンを望む人も、
国という単位の大きな環境の中で、周りに支えられているわけです。
大事なのは、それが認識できているかどうかであって、サラリーマンはぬるいとか、
経営者はずるいとかという話では無いはずです。
長くなりそうなので続きは分けます。
投稿者 senshu : 2009年9月12日 10:26
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まさあきなな (2009年9月14日 09:02)
おはようございます。
おっしゃる通り!!です。
アメリカとか諸外国がそうだから、なんて理由で、自由な労働市場向かってしまったもんだから、歪が起きています。
日本には日本なりの終身雇用というすばらしい制度ってのがあるし、日本の培ってきた文化(バックグランド、歴史)は変えられませんよね。
ほんの一部経営者のように、仕事と生活を自分のリスクでやる人間がいて、後の大多数は守られた安定した雇用の中で生活する人がいてってのがいいと思います。
アメリカでも上と下との差が露呈し、問題になってきているのだから、もう一度日本も見直しする時期になってきたと感じますし、必要だと思います。
千秋 (2009年9月14日 09:52)
まさあきなな様
コメントありがとうございます!
なんであれほど自由主義に急速に向かおうとしたのか不思議ですよね。
アメリカは一面すばらしい国である反面、いまだに国民皆保険の導入も出来ていない国ですから、そこから社会制度を導入しようとしたのは解せません。
またちょっと続きを書きますね。