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ベースは人間性
2009年10月28日
って何の話かって、バンドの話です。
ボーカルがいて、ギターが一人か二人いて、ベースがいて、ドラムがいて、
という、軽音楽系のバンドの中でのベースの役割について、別のバンドの
ボーカルと話になりました。
ベースとは、ベースギターやコントラバスなど、バンド形式で使う低音弦楽器の
総称なのですが、立ち位置としては、ドラムとともにリズム帯の一部であり、
同時に、ギターやキーボードなどとともに旋律を担います。
ベースに求められるものは、一言で言ってしまうと、人間性、ってことに
なるのではないか、、、という結論ですが、そこに至るまでいろいろな
話があります。
まず、ベースのイメージってどんな感じでしょう。
これは、私が高校時代に所属していた軽音楽系の部活に、後輩が入ってきた
時のベースに対するイメージです。
・地味
・簡単そう
・音符一個しか弾かない
・派手なギターと違って何が楽しいのかわからない
音楽をやりたいと志す人にとってもこの程度の認識なのですが、一般的には、
目立つギターに対する日陰者であり、いてもいなくても変わらない的な
ポジションかもしれません。。。
かく言う私もベーシストですので、バンドなどの経験がない方と音楽の話を
したときなど、こういう空気をひしひしと感じることがあります。
ベースは(絃をいっぱい弾く)ギターと違って簡単なんでしょう?
ベースは(目立つ)ギターと違って地味ですよね?
・・・ギターが弾けないからベースを弾いてるんですか。。。
違ーう!!
実際には、ベースはバンドの要(かなめ)であり、この信頼感によって
バンドの良し悪しや全体の雰囲気が大きく変わってきます。
自分がベースだから言うわけでは無いですが、ベースがしっかりとしている
バンドは、ボーカルもギターも、自由に遊び目立ち輝くことが出来ます。
ベースとドラムの息がちゃんと合っているバンドであれば、多少ギターが
適当に演奏しても、ボーカルにリズム感が無くても、みっともなく演奏が
崩れることはありません。
また、メロディラインを下支えするルート音階を、丁寧に、かつギターや
ボーカルのメロディを活かす様に配置していけば、彼らを際立たせた上で、
音楽に表情を与えることができます。
そして、リズム帯としてドラムと連携し、バックミュージックとしてギター
と旋律を鳴らし、ボーカルの呼吸を見て全体の調整を図ります。
また、ライブなどでもよく聞いてみていただけると判ると思うのですが、ギターが
多少音をはずしても、リズムがずれていても、『ちょっと遊んでる』ぐらいに
受け止められるかもしれませんが、ベースが音やリズムをはずすと、
『すごくみっともない』印象を強く受けます。
それだけに、演奏については正確性や安定感が求められるのです。
ということを総合して考えると、周りに目配りが出来て、相手の動きを
感じて全体を整え、下支えをし、隙間をフォローし、ということを意識
して出来るベーシストがいるバンドは、演奏がぐっとまとまり、局に
抑揚が生まれます。
その素地として、周囲に神経を使う気持ちや、メンバーからの信頼感がとても
大切になるのです。
ただ漫然と単音を追いかけるだけのベーシストになるのか、バンドの
要として役割を果たせるベーシストになるのかは、やっぱり人間性に
拠るところが大きい、という結論でした。
投稿者 senshu : 2009年10月28日 10:51
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