たぶんこれ以上の悪法って、そうそう思いつくものが無いのではと思うほどの
悪法だと思います。
これを書く目的は、決して『民主党がこんなにひどい!』といいたいわけでも、
『自民党のほうがこんなにマシ!』といいたいわけでもありません。
そうではなく、思い込み、つまり『民主党のほうが自民党よりマシなはず』とか、
『もう少し我慢をして自民党の息の根がとまり民主党の政権担当能力が上がれば
良くなるはず』という思い込みを捨てて、冷静に、個々の事象を判断して、
民主党を支持し、批判するほうが健全では無いかと思うからです。
民主党が自民党よりマシかどうか、というのは、民主党のイメージとしての、
・政治と金の関わりにおいてクリーンである
・財政の無駄を無くし安定した国家運営と高い福祉の確保ができる
・弱者の利益を守ることが出来る
・嘘をつかない誠実な政治家の集まりである
などの点が挙げられると思います。
まず一番目、政治と金の関わりにおいてクリーンかどうか。
これは論ずるまでも無く、幹事長の秘書が何人も逮捕され、党首が脱税し、さらに
裏献金で秘書が逮捕される議員が出るなど、自民党と大差ありません。
より悪いわけでもないかもしれませんが、より良くも無いです。
次に、財政の無駄を無くし安定した国家運営と高い福祉の確保ができるか、という
ことですが、これも否定的です。
一見事業仕分けでそれを実現したように見えますが、実績としてはパフォーマンス
の粋を出ていません。
それどころか、高速道路の建設を復活したり、目的や経済効果もはっきりとしない
子供手当てを財源の不確かなまま推し進めるなど、財政の健全化は見込めません。
目先の支持集めのための浪費がひどすぎます。
子供手当ても、本当に出生率の改善が目的であれば、制度と設備、つまり
社会インフラの整備が先であり、保育所の整備や子供の医療制度の整備が
先です。
それに、はるかに少ない財源で育児のためのインフラ整備が出来るはず、という
地方の声も多くあります。
子育ての社会インフラに不安があれば、支給されるお金は将来への貯蓄に
回されるため、景気対策にもなりえません。
次に、弱者の利益を守ることが出来るかどうか、ですが、これも怪しいと思います。
その理念にかけている、というより、政策として実現する能力に欠けている、と
思います。
派遣社員を切れなくすることについてもそうですし、家賃滞納者を賃貸物件から
退去させづらくする法案にしてもそうですが、一見、出口を閉めれば弱者を守る
ことが出来そうですが、それでは単に、入り口が閉ざされてしまう結果しか招き
ません。
派遣社員は雇わない、経済的に不安がありそうな人は入居させない、という
流動性の無い市場を作るだけです。
入り口の広さ、出口の広さ、落ちた後のセイフティーネットのバランスを整える
ことが政治の役割だと思います。
それに、弱者を救済しようとすれば、財源も社会的な受け皿も必要になります。
それは、言うまでも無くお金が掛かることであり、そのお金の出所は、多額の税金を
収める“経済的な強者”です。
強者を叩いたら、弱者に回すお金もなくなります。
政治に求められるのは、この経済的な強者を育てることも含めたバランス感覚です。
それから、嘘をつかない正直な政治家の集まりであるか、ということですが、
これも、
・秘書が業務上で犯罪を犯したら議員バッチをはずす → 党職すら辞めない
・天下りは認めない → 郵政公社などで天下り
・高速道路を無料化する → 実質値上げ
・普天間基地は最低でも県外移設 → ほぼ沖縄県内に決まりそう
などなど、挙げればきりが無いほど多くの嘘があります。
それも、実現できない約束をしてしまった、というものだけではなく、いつでも
履行しようと思えば出来ることすらしていない、というものです。
民主党が自民党よりマシだから、多少の害悪には目をつぶってでも民主党を
白紙委任で支持し続ける、というのはあまりに無謀な話だと思います。
前回書いた、クリーンなイメージを担当する若手と、その影で利権固めをする
権力者の構図も、盲目的に民主党を支持し続ける層が多い限り変わることは
ありません。
民主党を支持するにしても、どの部分を支持するのか、どの部分を批判するのか、
それは有権者として賢く声を上げるべきではないかと思います。
勢いですっごい偉そうなことを書いたところで、また続きにします。
などなど。
中でも一番びっくりしたのは、タイトルの通り、
・人間の体に、『腰』という部分は無い。腰とは文化的な産物
というものです。
そういわれて改めてお辞儀やをしてみるとわかるのですが、実際に曲がって
いるのは、『足の付け根』です。
(これもびっくりなのですが)骨盤から伸びる『脚』は、骨盤に対して
垂直に刺さっている訳ではなく、
┌ ┐
│ │
こんな感じでアーチ状に左右の脚が付いています。
この付け根と体の接続部分が大きく稼動してお辞儀をしたり出来るんですね。
その上にあるのは、あくまで30個ほどの骨がつながった『脊椎』いわゆる
背骨です。
便宜的に、上から頸椎、胸椎、腰椎などなどと分けていますが、本来は
30の骨がすべて一体となってしなったり伸びたりねじれたりして、必要な
姿勢や体の動きを作り出しています。
これを、『腰』という蝶番のような折れ曲がる可動部分があると思い込んで
体を動かすから、本来30個ほどで作るはずの曲げ角を、『腰』に当たる
5~6個の部分で折り曲げようとするため、その部分に大きな無理が掛かり、
『腰を痛める』という状態になるんだそうです。
体を曲げるとき、
『大きな曲げ角は脚の付け根で、そこから上は腰から首まで30個の骨
全部を使って、しなやかにバランスを取るように曲げる』
という意識をするだけで、ずいぶん楽に体を動かすことが出来る様になります。
体を伸ばすときもまた同様です。
昔から姿勢が悪かったり、歩き方がおかしかったのを、何度か矯正しようと
しましたが、失敗してきました。
それもそのはず、姿勢とか歩き方とかは、体を“どう動かすか”という話で、
その前提となるはずの、動かす“体の作り”を間違えて把握していたわけです
から、正しい動かし方が出来るはずもありません。
姿勢を正すにしても、『腰をそらせるように伸ばす』とか、『背中を後ろに
引っ張られるように』と言われても、頭の中に“腰”という可動部分があると
思い込んでいたり、腕の位置と背骨の接続関係が理解できていなかったり
したら、その言葉の再現を体で行う時点で、間違った箇所に力を入れて
しまっても当然かもしれません。
でも、首から脚の付け根までの骨の構造を理解し、理にかなった筋肉の
動かし方を学べば、無理なく、楽に理想的な姿勢をとることができます。
自分の体の構造を知る、というのは、ドラムの練習に限らず、どんな楽器を
演奏するにしても、ダンスや演技をするにしても役に立ちます。
何より日常生活において、とても力強い助けになると思います。
腰を痛めず、手首を痛めず、脚を痛めず神経を痛めずに、楽に体を動かし、
元気で有り続けるために、必須の知識かもしれません。
ということで、興味のある方は是非研究してみてください。
1のコストで、完成度が70%ぐらいの作品が作れます。
ここでいう完成度というのは、制作の途中という意味ではなく、クリエイターとして
作り上げたい完全な姿にたいして、どの程度近づいたか、ということです。
完成度70%ということは、7割がた満足だけど、3割ぐらいは妥協している、という
イメージです。
細部の造作を簡略化したり、材質や部品を普及品に落としたり、という感じで、
機能としては100%まで完成しています。
これを、90%まで高めようとすると、大体倍はかかります。
100%満足いく作品に仕上げようとすると、70%で妥協する場合の4倍以上は
かかるイメージです。
それを超えて120%とか目指し始めると、予算の天井は突き抜け、納期も定まらない
ことになってしまいます。
よく、家庭用のゲームでも、大作と言われるゲームシリーズの発売日が定まらなく
なったり、200万本売れてもまだコストが回収できないなどと言われることがあるのは
こういうバランスを欠いているという場合があるのです。
ディレクターのこだわりが微に入り細に渡ることは大切なことですが、果たして
それを、どこまでコストのかかる作業や素材の仕様にまで反映させてしまって
いいのかは、別問題です。
別の側面で言えば、こうとも言えます。
4┬─芸術品
-│
3│
-│
2┼─プロダクトアウト・ビジネス
-│
1┼─マーケットイン・ビジネス
-│
0┴
マーケットインで行なうビジネスであれば、基本的には市場で形成されたコスト
相場の中で商品を提供すれば足ります。
作者の発想から作った商品を市場に投入するプロダクトアウト型のビジネスに
なると、市場に認知されていないものを買わせるだけの動機付けや商品力が
必要になるため、コストは跳ね上がります。
それを突き詰めたものは芸術品になり、採算やコストなど度外視、さらに、
売れるも売れないも関係なくなります。
例えば、有名な陶磁器の窯元であっても、芸術作品だけで行き続けているわけでは
ありません。コストとクオリティのバランスが取れた市販品があり、それが収益の
基礎になっています。
人形作家でも、鎌倉彫の彫師でも、スタジオミュージシャンでもそれは変わりません。
こだわりという考えが、ある部分で硬直化すると、このバランスを見失うことが
あります。
・・・というか、私はこの傾向が非常に強くあります。
なので、思いっきり発想を膨らませた後は、市場と、手元にあるリソースを良く
見つめなおした上で、実際に動かす計画をゼロから考えなければなりません。
コンセプトカーだって、そのまま市場に出てくるわけでは無いですからねー